オートスクリーン捺染AUTO SCREEN PRINT

オートスクリーン捺染はフラットスクリーン捺染の1種で手捺染を自動で行なう捺染方法です。
色ごとの版を必要とし、捺染糊をスケージでプリントする染色技法です。
プリント速度は早く大量生産向けの染色技法となります。
弊社では反応染料と顔料を用い綿生地をメインにプリントを行なっております。

プリント生地実績

広幅では、コンパス、ローン、ブロード、サテン、シーチング、Gポプ、オックス、カツラギ、シャンタン、ガーゼ等、小幅では、岡、特岡、桜岡、11号等、浴衣では、紅海、空羽、スラブ等、綿以外の製品では、T/C、不織布、等にて実績がございます。

プリント実績製品

法被(半纏)、巾着、布教材、風呂敷、ハンカチ、バンダナ、手拭い、ガーゼ製品(ベビー製品含む)、浴衣などへのスクリーンプリントを主に取り扱っております。

作業工程PROCESSING DETAILS AND WORK PROCESS

当社の主力機であるオートスクリーン機は
大ロット・12色以下のプリントに対応しております。
インクジェットでは不可能な、金のプリント等にも対応しております。

  • 図案提案
    図案やデータをもとに生地に再現できるように配色の打ち合わせをします。直接図案を持って来て下さるお客様もいらっしゃいますが、最近ではメールでデータを送っていただいております。
  • 型作成(外注加工)
    ラインの太さ、ぼかし表現、面付け等に注意して外注に指示します。
  • 色校正
    お客様の指示に忠実に表現できるよう調色します。
  • 見本作成
    調色した色糊を本機で使用する型、生地を使い手捺染で見本を作成します。見本をお客様に提出し、承認を得ます。
  • 本生産
    弊社のメイン機 ICHINOSEオートスクリーン7000番を使いプリントします。
    型合わせの微調整を行い、細部までこだわってプリントします。
  • 出荷
    顔料プリントの場合、自社にて検反し、巻取または畳んで出荷します。
    反応染料の場合は、外注にて、蒸し、ソーピング、整理を行い出荷します。